10月3日、ツールド三陸のヒルクライムに参加してきました。
今回のコースは距離約4.9km。9月に参加した八幡平ヒルクライムと比べれば、かなり短いコースです。
正直、レース前は少し甘く考えていました。
距離も短いし、20分程度で終わるならなんとかなるだろうと……。
ところが、実際に走ってみるとこれがとんでもないコースでした。
特に終盤に待ち構えていた激坂が本当にきつい!
最大勾配はなんと21.7%。
距離は短くても、決して楽なヒルクライムではありませんでした。
むしろ個人的には八幡平よりもきつかったです。
今回は、そんなツールド三陸ヒルクライムのレース内容を振り返っていきたいと思います。
スタート直後からいきなり置いていかれる
今回のレースに参加する前に、八幡平ヒルクライムのリザルトを確認していました。
同じクラスには、自分よりも速いタイムで走っていた選手が3人いました。
もちろんコースが違うので単純に比較できるわけではありませんが、ある程度の実力差は分かります。
そして、いよいよレーススタート。
スタートした瞬間、5人の選手がものすごい勢いで飛び出していきました。

いやいや、速すぎるでしょ……。
こちらもそれなりに踏んでいるつもりでしたが、あっという間に離されてしまいました。
無理をして追いかけても後半までもたないと思い、自分のペースで登ることにしました。
ここからしばらくは単独走です。
周囲に選手もいないので、ひたすら前を見ながらペダルを回し続けます。
距離が短いこともあり、普段より高めのパワーを意識して走っていました。
ただ、この時点では終盤にあんな地獄が待っているとは思っていませんでした。
前の選手が見えてきた!なんとか1人追い抜く
単独走を続けていると、前方に同じクラスの選手が見えてきました。

少しずつですが、距離が縮まっているようです。
おそらく前の選手が失速してきたのでしょう。
こちらも決して余裕があるわけではありませんでしたが、なんとか追いつきたいところです。
少しずつ差を詰め、ようやく追いつくことができました。
そして、そのまま追い抜くことに成功。
今回のレースでは、これが一番うれしかった場面だったかもしれません。
ただし、ここで喜んでいられるほど甘いコースではありませんでした。
ここから先が本当の地獄です。
終盤に最大勾配21.7%!脚がまったく回らない
今回のコースは、以前走った階上岳に少し似ていました。
序盤よりも終盤のほうが勾配がきつくなるタイプです。
疲労がたまったところで急勾配が待ち構えているという、なかなか意地悪なコース設計です。
しかも最大勾配は21.7%。
これが本当にえげつない。
ここまで高いパワーで走ってきたこともあり、すでに脚にはかなりの疲労がたまっています。
勾配がきつくなるにつれて、どんどんペダルが重くなっていきます。
呼吸も苦しく、心拍数もかなり上がっていました。
もう本当にしんどい……。
それでもなんとか登り続けていると、先にスタートしたグループの選手にも追いつきました。
普通なら少しでも順位を上げようと追い抜きたいところです。

しかし、今回はそんなことを考える余裕がありませんでした。
ここで無理に踏み込んだら、本当に倒れてしまいそうです。
もういい。とにかくゴールしよう。
そう考えて、無理に追い抜こうとせず、完走することだけに集中しました。
距離はたった約5km。
しかし、その5kmがこんなに長く感じるとは思いませんでした。
長時間登り続ける八幡平もきつかったですが、短時間で一気に限界まで追い込まれる今回のコースも相当なものです。
正直、もう二度と登りたくないと思うくらいでした(笑)。
なんとか完走!タイムは21分48秒
最後は完全に余裕がなくなってしまいましたが、なんとかゴールすることができました。

今回の記録は21分48秒。
4位の選手とは約3分の差がありました。
事前にリザルトを確認していたので、上位の選手とはそれなりに実力差があることは分かっていました。
それでも3分という差を見ると、まだまだ力不足だと感じます。
ただ、今回に関しては自分なりにかなり追い込んだつもりです。
終盤は順位を争うどころか、無事にゴールするだけで精一杯でした。
今の実力では、これが限界だったのかもしれません。
Garminの走行ログを確認してみる
Garminで今回の走行ログを確認してみました。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| タイム | 21分48秒 |
| 走行距離 | 4.95km |
| 獲得標高 | 369m |
| 平均パワー | 290W |
| 最大パワー | 548W |
| NP(正規化パワー) | 301W |
| 平均心拍数 | 179bpm |
| 最大心拍数 | 192bpm |
| 平均ケイデンス | 79rpm |
平均パワーは290W、最大心拍数は192bpmでした。
こうして数字を見ると、相当追い込んでいたことが分かります。
特に気になったのが、レース中のパワーの変化です。
5〜10分の平均パワーは326W、10〜15分でも307Wを維持していました。
ところが15〜20分になると243Wまで低下。
ケイデンスも60rpm台まで落ちていました。
ちょうど終盤の急勾配で苦しんでいた区間ですね。
序盤からかなり踏んでいたこともありますが、終盤の激坂に対応できず、大幅にペースを落としてしまいました。
短距離だから最初から踏んでいこうと考えていましたが、もう少しコースの特徴を意識して走るべきだったのかもしれません。
レース後、GarminのFTPが276Wに更新!
今回、ひとつうれしい出来事がありました。
レース終了後にGarminを確認すると、FTPが更新されていました。
これまで262WだったFTPが、なんと276Wになっていました。
以前の239Wから考えると37Wの向上です。
これは素直にうれしいですね。
普段からZwiftでトレーニングを続けてきましたが、少しずつ成果が出ているようです。
もっとも、Garminの自動推定による数値なので、実際に276Wを維持できるかは今後のトレーニングで確認する必要があります。
それでも、今回のレースでは平均290Wを記録しています。
高い負荷で走れていたことは間違いありません。
レース中は本当に苦しかったですが、FTPが更新されたことは今回の大きな収穫でした。
今年のヒルクライムはこれで終了
今回のツールド三陸で、今年予定していたレースはすべて終了しました。
9月の八幡平ヒルクライムでは1時間18分13秒という結果でした。
その後も階上岳などで登坂練習を続け、今回のツールド三陸に参加しました。
こうして振り返ってみると、やはり自分は急勾配の登りが苦手なんだと感じます。
平坦や緩やかな登りではそれなりに走れるのですが、勾配がきつくなると一気にパワーを維持できなくなります。
今後の課題は、この部分をどう改善していくかですね。
幸い、FTPは少しずつ向上しています。
今後はFTPをさらに伸ばすだけでなく、急勾配でも粘れるようなトレーニングを取り入れていきたいと思っています。
それと、もうひとつの課題が体重です。
現在は78kg前後ですが、できれば75kgくらいまで落としたいところです。
ただし、トレーニングを続けながら体重を落とすのは、これがなかなか難しい。
無理に減量してパワーが落ちてしまっては意味がないので、こちらは長い目で取り組んでいきたいと思います。
これから冬に向かって外で走れる機会も減っていきますが、Zwiftを中心にトレーニングを続けていく予定です。
まとめ:短いヒルクライムを甘く見てはいけない
今回のツールド三陸は、想像以上に過酷なレースでした。
距離約4.9kmと聞いて、正直少しナメていた部分があります。
しかし、終盤の最大勾配21.7%の激坂は、そんな考えを吹き飛ばすほどの厳しさでした。
スタート直後に先頭の5人から離され、しばらく単独走。
途中で同じクラスの選手を1人抜くことはできましたが、終盤は完全に余裕がなくなり、なんとか完走したという感じです。
結果は21分48秒。
上位の選手との実力差を改めて感じましたが、GarminのFTPが276Wに更新されたことは収穫でした。
今年は八幡平とツールド三陸、2つのヒルクライム大会に参加しました。
どちらも苦しいレースでしたが、自分の実力や課題を知るいい機会になったと思います。
来年までにどれくらい成長できるか分かりませんが、これからも無理のない範囲でトレーニングを続けていきます。
それにしても、今回のコースは本当にきつかった……。
距離が短いから楽だろうなんて考えは、もう二度としません(笑)。
ということで、今年のヒルクライムはこれで終了です。
お疲れさまでした!
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